自律神経のバランスを調える「にんにく卵黄」
自律神経
自律神経とストレス社会
ストレスが溜まり自分だけでは処理困難という事態に陥ると自律神経のバランスが崩れます。
ストレス社会とよばれる現代。
知らず知らずのうちに精神的な健康を害しているという例は、わたくしたちを取り巻く環境で、いやおう無しに対面せざるをえない問題となってきました。
日常的なストレスの増加に耐えて、それに適切に対処し解消していくのも結構骨が折れる時代になってしまいました。
さらにイレギュラーにストレスが溜まり自分だけでは処理困難という事態に陥ると精神のバランスは崩れ身体面まで影響を及ぼしてしまいます。
肉親との死別、失恋、落第、家族の不和、職場の反目などからストレスがたまると、自律神経失調症になることがあります。
神経系の中の「自律神経」というカテゴリ
体性神経系と自律神経系
神経系には大きく分けて、体性神経系と自律神経系があります。
体性神経系は意思の力で筋肉を動かしたり、運動したりする神経系です。一方、自律神経系は、消化、吸収、血液の環境、排泄、生殖など生命の維持に欠かすことの出来ない機能をつかさどっています。
そして、自律神経には、交感神経と副交感神経があります。このふたつは多くの場合反対の働きをしますが、臓器によっては一体となっ
た働きをすることもあります。
人は恐怖や怒りによって感情を強く刺激されると瞳孔は開き、動機ははげしくなり、赤血球が増加して肝臓に蓄積されたグリコーゲンが動員されて、血糖値が上昇します。
これは交感神経によるものです。また、更に窮地に追い込まれたりすると、それから逃れるために必要な血液が、骨格筋、心臓、脳などにおくられます。これは、全身の交感神経が強い働きをし、副腎の内側の部分から大量のアドレナリンを血液中に分泌するからです。
副交感神経の主な役割は、交感神経の興奮によって生じた諸器官の変化を元に戻し、消耗されたエネルギーを補充する方向にカラダのスイッチを切り替えることです。胃腸のはたらきを刺激して食物の消化吸収を高めて、肝臓や筋肉にグリコーゲンを蓄えさせ、血圧を下げます。
副交感神経が働き始めると、緊張は緩み、抹消血管は拡張して血行が盛んになり、体温も上がって快眠の条件がそろいます。
たとえば、赤ん坊を眠らせる時、背中をさすったりしますが、これは副交感神経に一定の刺激をあたえているのです。
この自律神経のバランスが崩れると、不安神経症、ヒステリー、神経衰弱、強迫神経症、抑うつ反応、妄想反応などの症状が出てきます。
そして、どんな症状であれ、これを説明するだけの身体的原因を見出すことは困難だといわれています。
自律神経失調症
自律神経失調症のきざしから重篤な症状まで
自律神経失調症のきざしは、まず、眠ろうとしても、どうしても眠れないところから始まるのが普通だとされています。これは活動的な交感神経が、休もうとする副交感神経を押さえ込むからです。
アンバランスになりかけた神経作用は、不眠症のほか、動悸、いらいら、肩こり、便秘、下痢、胃腸障害を進行させて、やがて心臓障害にまで及ぶことがあります。
その他、神経性皮膚炎、関節リュウマチ、背痛、胃・十二指腸潰瘍、
胃下垂、慢性胃炎、胃酸過多、月経障害、不感症、冷感症、インポテ
ンツ等いろいろな身体的な疾患が起こります。
自律神経失調症で病院にいけば、医師は症状により投薬で治療にあたります。 使用する主な薬は、アドレナリン、エフェドリン、エル
ゴタミン、アセチルコリン、アトロビン、ロートエキスなどなど・・ ・・
しかし、現代医学では、どんな薬を服用しても、症状はある程度緩和されるだけで治るところまでは行かないそうです。自律神経失調症については、現代医学には限界があるらしいのです。
「にんにく玉」が自律神経バランスを調えるメカニズム
「にんにく玉」が自律神経を整えていく要素には大きく2つあります。
「にんにく玉」は健康食品ですから、今日食べたら明日治るという薬とはちがいます。が、医師が投与してくれる最新の薬と併用すれば,
相乗効果を発揮するはずです、変化は徐々に現れてきます。
ストレスがたまると中枢神経が不安定になります。その結果、ビタ
ミンB1が尿中に放出されてしまうので、代謝は不活発になり、不眠症、
神経症、下痢などを誘発します。
にんにくに含まれるアリシンはビタミンB1と結合してアリチアミンとなります。ビタミンB1は緊張すると体外に排泄されますが、アリチアミンは血中に安定して蓄えられます。
またビタミンB1と同じ働きをするアリチアミンは脳や中枢神経の異常興奮を抑制して、鎮静作用を起こし大元のストレスを静めます。さらに整腸,保温効果をあげ、下痢、不眠を改善します。
ストレスによるもうひとつの悪作用は、コレステロールが大量に作られることです。
血液中のコレステロールや脂肪が増えすぎると、動脈の内壁にたまり、血流の障害となり、血管はよごれて老化していきます。さらに自律神経失調症下でアドレナリンなどのホルモンの分泌が異常ですと、
血圧が上昇しやすく、血管が収縮しやすい環境になり、健康な時にく
らべて循環器系疾患の非常に起こりやすい状態になってしまします。
にんにくのアリシンが脂質ビタミンと結合して脂質アリシンとなり、
ビタミンEと同じく血管内を掃除し、血液をサラサラにして血管を広げる作用を持つことは前にお話したとおりです。
それとは別に、実はにんにくには、血中のコレステロールや脂肪を増やす働きと抑える働きの両方を持っているのですが、複雑な反応経路を経た後、脂肪分の多い食事をした後でコレステロールの血中濃度
をさげるという、大変面白い働きをするのです。
また卵黄には動脈壁に沈着したコレステロールを除去するレシチンが含まれています。動脈硬化を防ぐには、レシチンとコレステロールの比を1,2対1に保つことが必要といわれています。卵黄一個の中
にはレシチンが1,33グラム、コレステロールは0,23グラムしかあ
りません。
このようににんにくと卵黄は、神経をしずめ、血液循環を活性化して代謝不全を防ぐことで、ストレスに晒され疲弊した細胞や各器官を修復し、身体バランスを通常の状態に近づけるよう働きかけるのです。
身体的なバランス不全を解消させ、神経系の正常な働きをうながす環境を作るのです。
自律神経
眠れない、不眠、睡眠障害
うつ、鬱
更年期
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めまい、立ちくらみ
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