ビタミンD誘導体・活性ビタミンD3(AVD3)軟膏
毛孔性苔癬
ビタミンD誘導体・活性ビタミンD3(AVD3)軟膏
毛孔性苔癬の治療法や薬として、一般的に認知されているものをご案内いたします。
ビタミンD誘導体・活性ビタミンD3(AVD3)軟膏
しいたけや魚類の肝臓に豊富なビタミンD(あるいはビタミンDの前駆体)は、体内の肝臓や肌表面での紫外線を触媒にした変化などで生理作用が強化されていきます。その変化した活性ビタミンDを含んだ軟膏・クリームなどを塗布します。
毛孔性苔癬への活性ビタミンD3の効果が発見されたのは意外と古く、日本人による研究で1985年に遡ります。
ただ、非常に高価な療法で、診療と軟膏(クリーム)の処方あわせて、一回の通院だけで5〜10万円にものぼるケースも。
平癒までは、これを1週間か10日ごとにくり返す必要があります。
2004年前後に、この「活性ビタミンD3(AVD3)療法」が保険適用される、という噂を聞いたことがあったのですが、残念ながら、それ以降、その情報を耳にしたことがありません。
当時、毛孔性苔癬治療の切り札というような扱いの文献に接し、ある意味光明を見出したような気がしたのを覚えています。実際、お客様とのご相談で、この療法の存在をお勧めした時期もあったのですが、当社のお客様から、それでも治らなかった、というお声をいただいたこともあります。
実情は、ご自身でお調べいただくのが確実かと思います。
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)、毛孔性角化症、腕ぶつぶつ、さめ肌(サメ肌)