抗生物質は耐性ができるのに、なぜ、にんにくではできないのか。
抗生物質
抗生物質は耐性ができるのに、なぜ、にんにくではできないのか。
息子の質問に答えられなくて困っています。抗生物質は耐性ができるのに、にんにくはできないのか。
息子の質問に答えられなくて困っています。
抗生物質は耐性ができるのに、にんにくはできないのか。
私の返事、抗生物質は直接菌をたたく、にんにくは菌をたたくものを
造るのを助ける、だから耐性ができない。
この答で納得できないそうです。
抗生物質とちがい、殺菌力で生き延びた変異種を免疫が始末していくメカニズムがあるのです。
いつも、当社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
耐性菌についてのご質問ですね?
まず、抗生物質ですが、これは細菌やバクテリア・ウィルスなど
微生物が作り出す、他の微生物の発育を阻害する物質のことを言います。
ペニシリンが発見されて以降、さまざまな抗生物質が開発されましたが
初期の抗生物質は、「殺菌性」のものがほとんどでした。
ただ、それだけではなく増殖のためのたんぱく質生成を阻むものであったり、
分裂のメカニズムを狂わすものであったり、殺菌以外の効果で
菌のコロニーを広げない、結果として死滅にいたるまで増殖させないなど、
対抗する菌やウィルスに対して様々な方法で攻撃を仕掛けるようになっています。
ひるがえってにんにくの殺菌成分は、すべての菌にオールマイティかどうかは
わかりませんが、殺菌力で菌を死滅させます。
それぞれの菌やバクテリアに対して、どういったメカニズムで殺菌するのか
あいにく、具体的な研究成果に触れたことはありませんが、
その時、その時の話題性のある細菌やウィルスに対して、
世界のどこかで、いつもにんにくの殺菌効果の実験がなされているようです。
そこで問題なのが、
「死なずに生き残る菌やバクテリアが一定の率で存在している」ということです。
これは抗生物質のように、非常に働き方が限定的な場合、
DNAの変異が常に起こっている菌やバクテリアでは、
かなりの「生き残り変種」が出てきてしまうのです。
この生き残り品種が、さらに増殖性を得ると耐性菌として
様々に変異を遂げていってしまいます。
さらに抗生物質で深刻なのは、体の免疫系さえ攻撃してしまうケースが多いこと。
免疫系は未知の外敵にさえ、さまざまに形態や手法をかえて対抗しようとしていきます。
この免疫系さえしっかりしていれば、生き残りの変異種も
完全に死滅してしまうのですが、処方される抗生物質によっては免疫系が弱まってしまうこともあるため、
生き残りを始末する手段が体に残っていない、という事態に陥ります。
ひるがえって、にんにくの場合は、殺菌力もさることながら
腸内吸収されるときに外的とまちがえ、体内の免疫系が活性化し
免疫力が上がっていきます。
これが、にんにくの殺菌力でも生き延びた変異種を始末していくのです。
お子様の服用量について
※6歳までのお子さまには、一日2粒までを目安に。お風邪を召した時でも1日4粒を上限に。
※小学6年生までのお子さまには、一日3粒までを目安に。お風邪を召した時でも1日6粒を上限に。
※中学生以上のお子さまなら、体格もほぼ成人に近いので、おすすめする一日の用量4粒です。
また、製品の形状は「丸薬」ですので、
飲み下すことの出来るお子様でございましたら、
3歳前後の幼児のお子様でもお召し上がりいただけます。
それ以下のお子様には、お湯でふやかして、あるいは水を張った小皿に入れ冷蔵庫で一晩ふやかし、
スープやお味噌汁に溶かし込んで、お召し上がりいただく、
また、細かく砕いて料理にお使いいただくなど、
それぞれ工夫いただくのがおすすめです。
抵抗力の弱いお子さまはもちろん、あらゆる感染症の予防に