にんにくの脳に与える影響
にんにくでしか得られない有用成分
臭いが卵黄の油とくっついて出来たり、熟成して出来たり
臭いが卵黄の油とくっついて出来たり、熟成して出来たり
うつ病やパニック障害、更年期のお悩みなど、自律神経のトラブルへの
、にんにくの臭いがくっついて強力にパワーアップしたビタミンB群の働きを、以前、ご紹介させていただきました。
が、実はにんにくが自律神経、とくに「脳」に与える影響は
それだけに留まらないのです。
これは、にんにくの臭い成分と卵黄の油がくっついて低温加熱されることによって
次々に生まれてくる有用成分、ジアリルスルフィド、ジスルフィド、
ジメチルスルフィド、トリスルフィド、アホエン・・・などの「脂溶性有機イオウ化合物」
それににんにくを熟成することによって出来上がるS-アリルシステイン、
S−アリルカプトメタシン、アリキシン・・・などの「水溶性有機イオウ化合物」
これらが、たとえばある物質は「神経細胞の中で伝達物質が通りやすいようにする」
働きをもっていたり、「神経細胞と神経細胞の間で、伝達物質が受け渡しされやすいように」
したり、あるいは、神経伝達物質のもともとの材料になったりと・・・
いろいろな役目を分担して総合的に脳を元気にさせる働きがあるんです。
中でも、S-アリルシステインという成分は、
「神経細胞がとなりの神経細胞と情報を受け渡しするための、
イソギンチャクの触手のような【シナプス】という繊維を伸ばし、
傷ついた神経細胞の再生や神経細胞の寿命自体を伸ばしてくれる」
という働きがあります。
これは、他の自然界の物質では、このような有用性をもっているものがない、
というほどのもの!
もともと、アルツハイマー型老人性痴呆症の激増が社会問題だったアメリカで
このS−アリルシステインの研究が進められ有用性がみとめられました。
もう30年以上前の話です。
今でこそ、痴呆や脳活性に良いとされる食べ物やサプリメントが多く流通していますが、
そのもっとも最初に注目され実証されたのが、実は「にんにく」だったのです。
この有用性は自律神経疾患への好影響や痴呆防止のほかに、
学習力、記憶力強化にも好影響を与えてまいります。
うつ、鬱
自律神経
眠れない、不眠、睡眠障害
更年期
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めまい、立ちくらみ
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