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にんにく玉本舗へおいでいただき、ありがとうございます。 |
はじめまして。
わたくしは、にんにく玉本舗のホームページ製作と店主をいたしております、
山田一郎です。
(本当にこういう名前なんです・・・・^^;)
父がはじめたホームページを引き継ぐかたちで、わたしがこの仕事にたずさわるようになった経緯をお話いたします。
昭和の終わりころですが、父は50の半ばあたりから、不調を訴えることがよ
くあったのです。 もともと幼少のころから健康的だったわけではないので、次第に元気をなくす父の姿を見ることが多くなる日々でした。
寒い時期になれば活力が落ちているのか、体調がさえない時期が多く、 そんなこんなの毎日で、すっかり人と会うのを厭うようになり、何をしても思うに任せない状態が続きました。
そんな中、父の叔父が勧めたのが南九州に古くから伝わるニンニクと卵黄を使った自家製健康食でした。その作り方は実は父も知っていたのですが、それを作って、よもや自身の健康作りに利用するということにまで考えは至らなかったようです。
そうして我が家ではじめて「にんにく玉」を作ったのが、平成3年頃だったと思います。
まず、父に現れた変化は、気力の充実でした。
健康に 悩む父にとって、気力の充実は何より重要な問題でした。1日のリズムも次第に整うようになり、朝からスッキリしていられる日が増えてきました。 父がよくなっていくのを見て、周りの知人はおどろきました。
そして、この「にんにく玉」を知人・友人に勧めていくうちに、これを販売してはどうかという話を聞く機会が度重なるようになり 、父も自分の最後の事業という意識で、それまでの法人の定款を変更、弊社、にんにく玉本舗有限会社サンキを設立いたしました。
平成7年のことです。
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わたしは飲みませんでした。 |
そんな父の姿を身近で見ていたわけですが、わたし自身は「にんにく玉」を食べることはありませんでした。
わたしは一時期ウェイトトレーニングなどの運動を日課にするなど、どちらかというとカラダの機能と栄養については関心があるほうでした。
仕事も当時、肉体労働で代謝が激しかった上に、運動を日課にするとなると一日の必須栄養素を食事だけで摂取するのはほとんど不可能になってしまいます。そこで手を出したのがいわゆるサプリメ
ント類でした。
プロテイン、各種ビタミン、ミネラル類、これを運動や日常生活 の所要量に見合う程度に食事と共にとる。これが当時の主流の健康志向の考え方だったとおもいます。
そういう考えでいたわたしの目には、いくら父がすがっていたといえども、ニンニクと卵を練っただけの物が、とても健康食として売り物になるなどとは考えられませんでした。どちらかというと父 の事業化にも、あまりいい思いをしていなかったというのが、正直なところでした。
そして、当時主流だったはずの健康知識がどういった結果をもたらしたかといえば、結局わたしの体がよくない方向に進んでいきました。主にプロテインの所為だったと思います。
プロテインの過剰摂取が身体に負担をかけるという知識が欠落していた結果でした。
そしてビタミン摂取もサプリメントに依存すると著しく消化吸収が落ちること、サプリメントよりジュース、ジュースより食事で摂取するというように通常の消化吸収の身体機能をきちんと使って摂ることこそが好ましいこと。
何より、サプリメント形状のビタミン剤が全て天然抽出のビタミンとは限らないというびっくりするような事実、などなど、時代とともに健康意識も常識も移り変わっていました。
その間に、たとえば万能ビタミンとして期待されたビタミンAが全世界的規模の疫学調査で、逆に身体の健康を損なうリスクがあることが判明したことや、同じくビタミンAとビタミンKの摂りすぎが胎児に悪影響を与える可能性が危惧されるなど、健康神話をくつがえすようなショッキングな報告も上がってきました。
つまり、機能を追及して偏ったビタミン、ミネラル類だけを過剰に摂取すると、種類によっては、それ自体が健康に悪影響をおよぼすということも明らかになっていたのです。
わたしは時間に追われ運動にさく時間がなくなっていたころに、安易な考えでDHEAという当時アメリカでもっとも人気のあったサプ
リメントを買ったことがあります。身体を活性化してくれるサプリです。しかしその結果、体調がますますさえない状態が継続したのです。 それが治ったのは、毎晩、冷奴を食べるようにしてからです。
冷奴ですよ・・・・・・・・・・・(ーー;;
全くなんの根拠もなく、冷奴を食べ続けていたわけですが、いつのまにか体調が元に戻っていました。食事というのがいかに人間の生理にあった健康維持法なのか、その時、痛切に実感しました。
そして、その間も、たまに思い出したように「にんにく玉」を飲むことはあっても、一週間と続けることはありませんでした。半年に一回思い出せばいいというような具合です。
それは「ニンニク」「卵黄」について個人的にいろいろと調べた時期もそうでした。知識は溜め込んでも、肝心の「にんにく玉」はなぜか飲みませんでした。
ただ、特に元気がない時、飲んだあとすぐにささくれだったような気分が楽になり、元気がみなぎっていくような感じはしました。
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裏付けを知って、さらに研究中だということも知った |
わたしが「にんにく玉」を飲んでいなかった間、このホームページができました。
わたしは事業化自体に、あまりいい気がしていなかったので当時は全くノータッチでした。
しかし、無関心を装っていても身内のことで気になっていたのも事実で、自分なりに「ニンニク」「卵黄」を調べてみる気になりま した。
そこで驚いたのが、問わず語りに父が語っていた自身の体験やお客さまの体験話に、キチンと物質的な裏付けがある事、そしてその有用性がすさまじいほどに広範囲にわたること。
さらに研究者によって主張する有用成分がそれぞれ得意分野が違うように様々であること、また、有用成分の研究が現在も途上であること、そしてそれらを有効に効率的に摂取するには、まるごとまるのまんま全部食べるのが望ましいこと。
そして、たまたまですが弊社の「丸玉」という形状が摂取するのに最も望ましい形なのではないかという結果に思い至ったわけです 。
結局、自分でぼつぼつと調べ初めて、数年かかってこの結論に至りました。 最近、この仕事に取り組むにあたって、熱心なお客さまにおしかりとも叱咤激励ともつかない調子で、「きちんと飲みなさい」と言われました。わたしも2002年の11月からかかさず毎日飲むようになり、やっと確信がもてるようになったばかりです。
今では、自分の実感として、自信をもってお奨めできる商品だといえます。
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はじめてみてわかった「なぜ?」 |
そしてホームページ通販の拡充ということから、父の事業を本格的に手伝うようになったわけですが、参考に他社メーカーさんのホームページを巡回するたびに、どうしても拭いきれない「なぜ?」が膨らんできました。
・・・・・・・・・・・・・・・(ーー ?
なぜ、どこのホームページも「ニンニク」と「卵黄」の有用成分や効能はつきとめているのに、自社製品にどれだけそれらの物質が含まれているのか、きちんと書かいていないのだろうか?という疑問でした。
もちろん、そういった成分を明示することは薬事法で禁止されていることではありません。
むしろ、そうあるべきでしょう。
たとえばニンニクに関するだけでも、有用成分となる物質は判っているだけで膨大な量にのぼります。さらにニンニクの成分には「生」の状態ではほとんど有用性がなく、加熱や加工の段階でいろいろな変化をとげて、はじめて有用成分になるものも多いのです。
そのこのとは謳っているのに、なぜ製品中のそういった有用成分の含有量表示がないのか?とても疑問でした。(唯一、アメリカのニンニクサプリメントメーカーだけが、『アリシン』だけにかぎっ
て製品含有量を具体的に記述していました。一粒400円以上の製品です。・・・た、高かっ)
そのことは、自分で動いてみてすぐにわかりました。
日本食品分析センターに「原材料」ではなく、「出来上がった製品」の有用成分の量を分析できるか問い合わせてみたところ、「加熱や加工の段階で有用成分に変化させるための酵素が破壊されるため正確な量を測定することはムリだ」という答えが返ってきました。
さらに微量な有用成分を測定するには、検査方法自体が非常に高度で、対応できる検査機関を探すだけでも大変だということもわかりました。
つまり、有用成分が確かにあることはわかっていても、それがどのくらい製品の中にはいっているのか、実はどのメーカーさんもわかっていなかったということだったのです。
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さらに湧き上がる疑問 |
そして、もうひとつ疑問だったのが、アリチアミンというニンニクの有用成分が、果たして十分に製品に含有されているのか?という疑問でした。(アリチアミンについては、本サイト内「にんにく
玉の特徴」でご覧いただけます)
ニンニクに含まれるアリシンという物質がビタミンB1と結びついて、このアリチアミンに変化するわけですが、ニンニクと卵黄に含まれるビタミンB1だけでアリチアミンを形成しているとうのなら、出来上がったアリチアミンはとても少量なのではないかという疑問です。
確かにニンニクは野菜の中ではビタミンB1の含有量は多いですが本来ビタミンB1は野菜より肉類・魚介類・根菜や木の実・穀類などに豊富に含まれるビタミンです。また、加熱調理するとかなりの量が失われる特徴があります。
もし、ニンニクと卵黄を攪拌・加熱する際にビタミンB1が十分に残っていなかったら、製品の中に残るアリチアミンはごく少量になってしまうのではないか?
アリチアミンは、製品に含有されたアリシンと「食事」によって摂取されたビタミンB1と結合しなければ、十分な量が出来ないのではないか?という疑問です。
そこで、製品に含まれるアリシンの量はどうだろうかと考えた時 、油分で充填したカプセルという体裁が非常に疑問に思えまし た。
アリシンは揮発性で非常に不安定な物質で、出会ったものにすぐにくっついてしまう性質があります。これが油で混ぜられカプセルに充填されてしまったら、すべてのアリシンは油とくっついてしまうのではないか?
油とくっついたアリシンは、せっかく食事で摂取したビタミンB1と、体内でちゃんと結合してくれるのか・・・・? 残念ながら、この疑問に答えてくれるサイトは今のところ見つけることができません。
わたしが弊社の丸玉という形状に自信を持つのは、まさにこの点です。 製造の段階で、過熱の際に立ち上る揮発性の「ガス」の量はすさまじいの一語につきます。これがアリシンなのでしょうか?
そして3日間ほどとろ火で加熱・攪拌した後、製丸、その後、数日をかけて乾燥、最後に数秒間焼き固める瞬間まで余計な加熱は一切行いません。その最後の加熱の瞬間でも「ガス」は目も開けられないほど立ち上ってきます。
そして、出来上がった製品を開封いただいた時、たちのぼる「香り」は、すなわちアリシンが「生きている」証なのではないか、そう確信を持っております。
できるだけ出来たてをお届けするのも、その意味からです。
粒の内側にこれから様々に変化するのを待っているアリシンがぎっしり詰まっているのを想像して、日々製品作りに励んでおります 。
今は、いろいろ回り道して、やっと父が作った昔ながらの「にんにく玉」の真価が理解できたという思いです。
どうぞ、みなさまもこの「にんにく玉」をお試しいただき、日々の健康にお役立てください。
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