質問:
先日、はじめてにんにく玉を購入いたしました。 飲み始めて10日になりますが、先日いただいた 「飲み方のポイント」に書いてある、眠けというのが わたしには来たみたいです。 なぜ、眠くなってしまうのでしょう?
※時期を同じくしてお電話とメールで頂いた質問です。
■■ 店主返答 ■■
眠けの原因ですが、 にんにくには交感神経(行動を司る自律神経)と 副交感神経(休息を司る自律神経)のどちらのスイッチも 入りやすくする働きがあります。
これは、具体的にどういうことかと申しますと、 ビタミンB1(にんにく玉では、活性化ビタミンB1・アリチアミンの 形で含有されています)が、交感神経・副交感神経どちらも 働くべき時に働くように調整する特徴があります。
この「管制塔」の働きがまず有って、それぞれの自律神経の 働きを助ける成分がにんにくと卵黄には実に豊富です。
まず、眠けの元と考えられる副交感神経ですが、 卵黄のレシチンは体内で分解して「コリン」という成分になり、 神経伝達物質「アセチルコリン」の材料となります。 この「アセチルコリン」は副交感神経系の神経伝達物質のひとつです。 (交感神経の神経伝達物質は「ドーパミン」ながあります) また、にんにく特有の働きとして末梢血管がひろがり 血行が良くなり体温が上がります。この末梢血管拡張というのは 普通は、副交感神経が活発な時に起こる現象です。 このように副交感神経が活発になる時の呼び水の働きが にんにくと卵黄には豊富です。
しかし、逆に交感神経の働きを助ける成分も にんにくには豊富です。 まず、アミノ酸の「クレアチン」という物質は筋肉の瞬発力に 関わる成分です。 また、「カリウム」というミネラルはやはり筋肉の収縮に重要な 成分で、これらふたつの成分が豊富だと「スッ」と立ち上がれたり
ここ一番というところで、「グッ」と力をいれたりが容易になります。
また、「有機ゲルマニウム」は体内に酸素をくまなく行く渡らせたり、 ビタミンB1,B2,B3,B6などのビタミンB郡は、それぞれ糖や脂肪、たんぱく質の代謝(体内で使われること)に欠くことのできない成分です。
このように交感神経が活発な時の呼び水になる「活動するための材料」も 豊富に含有されています。
ここで、飲み始めの時期に眠けが襲ってくる現象は 2つの自律神経のメリハリが活発になり、身体が「眠るべきだ」と考えた 時に素直にその反応が出てきてしまう現象だと思います。
社会的にそれが許されるかどうかは別にして、 身体のサインが眠りを欲しているときには、出来れば寝た方が良いのですが、そうもいかない、我慢が出来ないほど眠気が強い、という場合は 量を減らした方が良いのかもしれません。 また、がんばって起きておき(顔を洗う、軽い運動をするというのが 実は交感神経を手軽に活性化する一番の方法です) 眠るべき就寝時間まで「眠けを取って置く」ことが出来ますと、 すばらしい生活のリズムができます。
それと、余談ですが「これは今からしなくてはならない事だから、 眠るのは、ひとまず後回しだ」と決意したとしましょう。 この時、眠けが襲ってくるかどうかを試してみてください。
眠けはこないのです! 意志の力というものがいかに強いものか、実感されると思います。 ただ、それが日常的にならないように気をつけてください。 眠い時は、本当は寝るに限ります。
実は眠くなる方というのは、実際にはあまり多くないような気がします。 これは、わたしが眠くなった時期があったので、わかったことですが、 その時期は一日8錠も飲んでいました。 また、日常的にストレスを感じて、生活が不規則だったことも 原因だったと思いますが、それこそ、仕事に差し支えがでるほど 昼間に眠けが襲ってまいりました。
飲む量を6錠から4錠に減らし、仕事が軌道に乗り、精神的に楽になって、 それから全く眠けが襲ってこなくなったところを見ると、 私の場合は飲む量ももちろんですが、ストレスが自律神経の リズムを乱していたのかもしれませんね。
どうぞ、お客さまも毎日のリズムを大事にされて 上手に飲み方を工夫されてくださいね。 適量と飲み頃は、みなさん自己流のようでして(笑) これ!といった決まりはないようです。
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