にんにく玉とにんにく玉ゴールドの違いを教えてください!!
■■ 店主返答 ■■
お世話になります。 にんにく玉本舗サンキの山田です。
この度は、当社製品へお問い合わせをいただき、 誠にありがとうございました。
にんにく玉とゴールドの違いでございますね?
まず、生のにんにくには、ビタミン・ミネラル・アミノ酸などの栄養こそ豊富にギュッとつまっておりますが、薬利効果のある有効成分は、まだ出来ていないままの状態でございます。
有効成分の材料が、眠っているだけの状態と考えていただければよいかと思います。
この有効成分を引き出すのに、すり潰して油脂成分と低温加熱で調理する方法があります。
にんにく卵黄については、卵黄の中性脂肪とにんにくの有効成分の材料が結びついて「脂質アリシン」、さらに加熱される事によって「スルフィド類」「アホエン」といった各種有効成分が生成されます。
これら、油脂との結合によって出来た、にんにく由来の有効成分を「脂溶性有機イオウ化合物」と呼びます。 この有効成分の材料は、にんにくの臭いの元、揮発性の「アリシン」という物質です。
この「脂溶性有機イオウ化合物」が豊富に含有されているのが、「にんにく玉」です。
この有効成分を引き出す調理法は、にんにく卵黄以外でも、日常でイタリア料理のパスタの調理法などで応用されています。
しかし、にんにく由来の薬効果のある有効成分は「脂溶性有機イオウ化合物」だけではありません。
にんにくに含まれる「γ-グルタミン-S-アリルシステイン」という無臭の物質が材料になって、加熱を経ない「長期熟成」という方法で生成される有効成分があります。
これは、水に溶ける性質を持つ有効成分で、「S-アリルシステイン」「S-アリルメルカプトシステイン」など「水溶性有機イオウ化合物」とよばれるものです。
この「水溶性有機イオウ化合物」は、先にご説明した「脂溶性有機イオウ化合物」より、更にすぐれた抗酸化性と有用性があるといわれており、世界中で研究がするめられている物質です。
この有効成分を引き出す調理法は、日常的には、「にんにく酒」の製法として古くから伝えられてきました。
ただ、この「水溶性有機イオウ化合物」、残念ながら「にんにく玉」の製法では、生成することができません。
この「にんにくを長期熟成させて有効成分を生成させること」、しかも「にんにく酒」の数十倍の濃度で生成に成功したのが、当社の製品でもあります「熟成乾燥にんにく(粉末)」です。
その「熟成乾燥にんにく(粉末)」を「にんにく玉」に配合する事によって「脂溶性有機イオウ化合物」と「水溶性有機イオウ化合物」を同時摂取できるようにと開発いたしましたのが「にんにく玉ゴールド」です。
有効性の違いは、長期的に渡ってお召し上がりいただいてやっと効果の差がでるものなのかもしれませんが、短期的な効果として、「にんにく玉に比べて手足のポカポカ感が長続きする」「にんにく玉にくらべて血液サラサラ効果が長時間持続する」などのお声を多くのお客様から頂戴いたしております。
以上、大変、長くなりましたが、ご参考になりましたでしょうか?
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