最近のお客様との一問一答  


「にんにくの殺菌力って?」

 質問です。

 多忙な毎日をにんにく玉に頼りすぎて過ごしていた所為か、風邪を引いて扁桃腺を腫らしてしまいました。

 にんにくには殺菌力があるといいますが、どの程度の殺菌力なのでしょうか?


                 ■ 店主返答 ■
  

 たぶん、にんにくの殺菌成分(臭いの元:アリシン)が
その殺菌力を発揮するのは、飲んだ後、胃を通過し、
腸で吸収されるまででございます。


 元々、何にでもくっつきやすい性質を持つアリシンは
アリシン単体でもにんにく玉には含有されているでしょうが、
アリチアミン(アリシンがビタミンB1とくっついたもの)
脂質アリシン(アリシンが卵黄の油とくっついたもの)、その他、加熱によって変化した有効成分、またたんぱく質、他のビタミンB群と、
ありとあらゆるものとくっついていると思います。


 そして、アリシンが他の成分とくっついたものは、
一様に殺菌効果は薄れています。


 唯一、臭いとして残っている、アリシン単体が
消化器系の各器官を通過する間、
殺菌効果を発揮しているものと思います。


 ですから、生にんにくを食べた時にくらべると
にんにくの殺菌効果自体は弱まっているでしょう。



 そして、腸から吸収される場合、揮発性のアリシンが
そのままの形で吸収され、血液に溶け込む事は、
(つまり血液の運搬中に殺菌効果を発揮する事は)まず、ありえません。
それまで単体であったアリシンも、脂質や、蛋白と否応なくくっついて
血中を運ばれていきます。



 しかし、アリシンがいろいろな物質とくっついた有効成分が
カラダのあらゆるところで代謝(つかわれること)される時点で
(特にアリチアミンが分解、ビタミンB1を細胞に渡して、アリシンが離れる時)など、周囲に殺菌効果を及ぼしていることはあると思われます。

 最終的にアリシンは、尿や便、汗や呼気で体外に排出されますが、
それまで、有効成分とくっついている間(血中)は、さほど殺菌効果はないでしょう。


 ところが、この殺菌成分アリシンのほかに
にんにくは、糖分とたんぱく質が独特の形で大量に結合されており、
(ニンニクレクチンという糖タンパクです)
これが腸で吸収される際、白血球(リンパ球)が異物(ウィルスや細菌)と勘違いして、それまで眠っていたものが活性化して、どんどん自分のクローンを増やしてゆきます。

 これが、にんにくが免疫力をアップさせる大元の原因です。(ある意味、殺菌力の主力だと思います)



 ところが、この白血球(リンパ球)、腸管のまわりで活性化するリンパ球とよばれるものなのですが、休息時に活発になる、「副交感神経」によって支配され、増殖・活性化していきます。



 つまり、「休息」というものが、体内の免疫力(殺菌力)を高める非常に重要なファクターなのです。



 風邪の引き始め、カラダを温めて、水分を十分に取り、
ゆっくり休むという事は、カラダの免疫力(ここでいうリンパ球)を活性化し、
増やしながら、細菌やウィルスと戦いやすい状態にカラダを持っていくということです。



 にんにく玉を風邪の引き始めに、いつもより多めに
お飲みいただくと、この免疫力を活性化する状態をより早く
カラダの中で作っていくことに繋がると思いますが、
ここで、肝心の休息、何よりも睡眠を十分にとられませんと、
白血球の活性化、増殖が半端に終わってしまい、
細菌の増殖を抑える事が出来ません。


 細菌の増殖を許してしまえば、より多くの白血球の活性化、増殖が
必要になってくるのは、にんにく玉を飲む時も,飲まない時も
仕組みは同じだと思います。



 お忙しい毎日、中々、十分な休息を取るということは、
現代人にとっては、難しい事なのかもしれません。


 ですが、ゆっくりお休みになれる時間があるとき、
何よりお具合が思わしくない時は、
十分に休息をとられることが大切だと思います。





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